FXでもっともうける！為替の仕組み！
15. 外貨預金 ＶＳ FX（外国為替証拠金取引）
外貨預金とFX（外国為替証拠金取引）って似ているようだけど、
それぞれの特徴があります。
ここでは外貨預金とFX（外国為替証拠金取引）の長所と短所を把握しましょう。
外貨預金をここでは【外預】、
FX（外国為替証拠金取引）を【FX】
と省略させて頂きますね。
必要な資金
【外預】
レバレッジがきかないため、必要な金額をそっくりそのまま必要とします。
1万ドルを預金したいのであれば、1ドル＝100円のときであれば、
1万×100円＝100万円を必要とします。
【FX】
レバレッジが使えるので、
両替したい金額の約3％〜15％くらいの保証金を必要とします。
10万円でレバレッジ10倍あれば、1ドル＝100円の時に
1万ドルを動かすことが可能です。
取引の時間
【外預】
銀行のオープン時間に合わせています。
朝9：00〜15：00
また外貨の定期預金の場合、原則的に期限が定められているため、
途中での解約は出来ません。解約をすると手数料が高くつき、
元本割れを起こします。
【FX】
土日を除く24時間、いつでも取引が出来ます。
もし、FXの取引に期限のある会社があったら、やめておきましょう。
為替レート
【外預】
1日1回のレート更新です。
つまり、1日中同じレートでの取引（売買）になります。
【FX】
24時間、銀行間での相場取引（インターバンクレート）に
近いレートで取引が出来ます。
手数料
【外預】
アメリカドルの場合、1ドル辺り片道で1円ずつかかります。
つまり、合計で2円の手数料がかかります。
外貨預金をしたときのレートと比べて2円以上の円安ドル高に
ならなければ、損をします。他の通貨の場合でも同様に片道で
数円ずつかかります。
【FX】
アメリカドルの場合、会社によって変わりますが、
1ドル辺り0〜10銭（0円〜0.1円）の手数料がかかります。
つまり、合計で0〜20銭（0円〜0.2円）の手数料がかかります。
FXをしたときのレートと比べて0〜20銭以上の円安ドル高に
ならなければ、損をします。
スプレッド
【外預】
アメリカドルの場合、1ドル辺り一般的に約2円くらいになります。
【FX】
アメリカドルの場合、1ドル辺り一般的に約3〜5銭（0.03〜0.05円）
くらいになります。
リスク
【外預】
為替リスク・信用リスク
【FX】
為替リスク・信用リスク・システムリスク・流動性リスク・
レバレッジリスク・保全リスク・
簡単に挙げるだけでも、このような違いがあります。
この違いの中でどちらがメリットがあるかを判断するのは
個々に違うので、これらの特徴を踏まえてよ〜〜く考えて下さいね♪