初心者のためのはじめてのFX−外国為替証拠金取引
06.為替レートは何故動くの?−各国の金利の差
日本の銀行にお金を預けても、1年経っても少しも増えませんよね?
そう、日本はとても金利が安いのです。
普通預金から10年定期を入れたとしても年間にして0〜1%未満の金利って、
凄く低くありませんか?(2008年7月31日現在のレート)
海外には低金利の日本よりも、高金利の国が沢山あります。
オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、etc…と日本では
ありえないような金利を支払ってくれる国があるんですよ。
日本の銀行では年0.5%の金利、海外の銀行だと年6%の金利だとしたら
どっちに預けますか?同じ100万円を預けたとしたら、
日本の銀行では1年後に5000円、海外の銀行に預けたら6万円になります。
※ ここでは為替リスクや両替手数料がないものとして話をしています。
もらえる金額にして、実に12倍の金利差があります。
日本で預けるよりも金利の高い国に預けた方がいいじゃない!?と
思って、直ぐに外貨預金に走る方は要注意!
日本の銀行では外貨預金をするときに手数料として
1通貨(1$や1ユーロ)辺り、一定の手数料を取っています。
また満期が来たときや海外の通貨を円に戻すときに
一定の手数料を取られるので、直ぐに飛びつくのは注意ですよ!
もし、海外の金利を得たいと思うのであれば、
銀行を介した海外預金よりもFXを使った海外通貨の購入の方が
リスクを少なく抑えることが出来ますよ。
07.為替レートは何故動くの-ヘッジファンド